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インザーギ:「本田たちは全力を出した」

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ジェノアに黒星のミラン

 ミランは7日、セリエA第14節でジェノアと対戦し、敵地で0-1と敗れた。フィリッポ・インザーギ監督は落胆を表しつつ、選手たちは全力を出したと話している。

 前節ウディネーゼ戦で6試合ぶりに白星を取り戻し、ジェノア相手に連勝して上位に浮上したかったミラン。だが、DFルカ・アントネッリにCKから先制を許すと、最後までGKマッティア・ペリンからゴールを奪うことができず。先発出場のMF本田圭佑は後半26分にベンチに下がっている。

 インザーギ監督は試合後、次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「悔しいよ。今日は先制すべきだった。2度の大きなチャンスがあったんだ。だが、得点できず、CKで失点すれば、難しくなる。追いつくチャンスもあったが、とにかくジェノアをたたえたい。我々は素晴らしい試合をしたし、チームは持てるすべてを出した」

「勝ち点なしで帰るのは残念だが、我々は前を見る。もっと良い順位になるための、ゴール前での決定力が少し足りなかった。こういう黒星からも良い点を引き出すことはできる。飛躍をしなければいけないところで、我々は何かを欠いている。だが、腕まくりして頑張るしかない。次はナポリとの厳しい試合だ」

 補強の必要性を聞かれると、インザーギ監督はこう答えている。

「そういうことは考えていない。(リッカルド・)モントリーボが戻ってきて、60分間良いプレーをした。今はチームの全員を取り戻すことが大事だ。ナポリ戦やローマ戦を控えている」

 インザーギ監督はゴールが決められなかった前線を擁護している。

「(ジェレミー・)メネズにはチャンスがあった。3つ目は決められたかもしれない。だが、責任を負わせたりすることは好きじゃないんだ。(ステファン・)エル・シャーラウィと本田? ジェノアの選手たちがアグレッシブで、ピッチ状態からも普段のボール扱いができなかった。それが問題になったんだ。相手もいるしね。とにかく、選手たちは全力を尽くした。前を見よう」


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