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ベストヤングプレイヤー賞は鹿島MFカイオ、外国籍選手で初受賞

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 Jリーグは9日、横浜アリーナで「2014 Jリーグアウォーズ」を開催した。ベストヤングプレイヤー賞は鹿島アントラーズのMFカイオが受賞。外国籍選手の同賞受賞は初となった。

 ブラジル出身のカイオは11年4月に留学で千葉国際高に入学。今季から鹿島に入団し、4月6日のG大阪戦でプロ初ゴールを決めるなど、ルーキーイヤーで30試合に出場し、8得点を記録した。

 ポルトガル語でスピーチしたカイトは「このような賞をいただき、感謝しています」と述べると、「ノミネートされた他の選手を見ていくと、彼らと同等、あるいはそれ以上のものを示したのかなと疑問もありますが、この賞をいただいたことは感謝したい」と語った。

 新人王を含めると、鹿島からのベストヤングプレイヤー賞選出は97年のFW柳沢敦(現仙台)、12年のMF柴崎岳に続いて3人目。名誉ある受賞となったが、「これは一歩、前に踏み出しただけで、僕はこれ以上のものを望んで、今後も貪欲に、献身的に、忠実にがんばっていきたい。一番トップ、頂点に立ちたいと思っていますし、それを目指して今後も献身的にやっていきたい」と、来季以降のさらなる活躍を誓っていた。

(取材・文 西山紘平)

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