記録を破り続ける同僚に脱帽

　バルセロナFWルイス・スアレスは、チームメートのFWリオネル・メッシを実際近くでプレーを見ると想像を超えた存在だったと話している。

　先月22日にテルモ・サラ氏の保持していたリーガエスパニョーラ最多得点記録252得点を塗り替えたメッシ。さらに、25日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージAPOEL戦でCLでの通算得点を74得点として、元レアル・マドリーFWラウール・ゴンサレスを抜き新たな記録を樹立した。

　L・スアレスは、スペイン『ムンド・デポルティボ』で次のように語っている。

「信じられないね。それ以外言葉が見つからないよ。レオの年齢で達成していることは説明できない。彼は僕と同じ年齢だけど、僕の2倍以上ゴールを決めていると思う。すでに多くの個人賞を受賞しているけど、この数年で向上しているのがピッチ上で見て取れる。彼には目標などなく、そういうものが後から付いてきて、次々に記録を塗り替える。彼を超える選手は出てこないと思う」

「僕が想像していた2倍以上のすごさだった。コパ・アメリカや南米予選で彼と対戦した経験があったけど、常に注意しなければやられてしまうのには驚いた。でも、練習やピッチ上で彼を見ると、それよりも驚きがある。彼だけじゃなく、アンドレス(・イニエスタ)やネイマールにも練習や試合中に驚かされた。テレビでは見ていたけど、練習で見ると拍手を送りたくなるくらいさ」

　メッシ、マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド、バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアーが最終候補となった今年のFIFAバロンドールにも触れた。

「もちろん僕はチームメートとしてレオの受賞を願っている。本当に誰が勝つかは分からない。ノイアーはワールドカップで優勝という成績を残したし、そこで素晴らしいGKだと証明した。だから最終候補に入っているんだ。クリスティアーノも同じだ。彼が成し遂げたことは誰もが知っている。だから、彼にもチャンスがあるだろう」

「僕に疑問はない。今年のレオの成績、ケガでいなかった時期も含めてのゴール数、アルゼンチン代表での活躍、今の彼のプレー...十分受賞に値する」

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