スコアレスの一戦はリスクを冒せなかったとも

　ユベントスは9日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループA最終節でアトレティコ・マドリーと対戦し、ホームで0-0と引き分けた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、決勝トーナメント進出を決めたことに満足感を表している。

　2点差で勝てばグループ首位通過の可能性もあったユベントスは、立ち上がりから積極性を見せたものの、堅固なアトレティコの守備を崩せず。負ければ敗退の可能性もあっただけに、最後は無理をせずに確実に勝ち点1を手にした。

　グループ2位でのベスト16進出を決めたアッレグリ監督は、試合後に次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「アトレティコとの試合は非常に難しいんだ。前半は激しかったね。勝利を目指した。だが同時に、我々はリスクを冒すわけにはいかなかったんだ。あまりに大事な目標を目指していたからね」

「選手たちには感謝しなければいけない。(ミラン時代も含めて)私はいつもこのグループステージ突破という喜びをプレゼントしてもらっているんだ」

　決勝トーナメント1回戦では、グループ首位通過チームと対戦することになる。アッレグリ監督は、特に4チームがほかを大きく上回っていると語った。

「バイエルン(・ミュンヘン)やバルセロナ、チェルシーのように、大きく上回るチームが2つ、3つとあるんだ。だが、我々はどこが相手でも渡り合うことができるよ」

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