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2ゴールで「夢」実現…宇佐美「誇りに思います」

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[12.13 天皇杯決勝 G大阪3-1山形 日産ス]

 天皇杯の決勝が13日に行われ、ガンバ大阪モンテディオ山形を3-1で下して、リーグ戦、ナビスコ杯と合わせた「3冠」を達成した。

 最後の最後で「夢」を叶えた。「自分のゴールでガンバにタイトルをもたらしたい」と常々話していたFW宇佐美貴史だが、ナビスコ杯決勝では無得点。リーグ優勝を決めた徳島戦でも得点を決めることは出来なかった。

 だが、最後の1冠となったこの日、開始早々4分にゴールネットを揺らすと、後半40分にはダメ押しミドルを突き刺した。「ラッキーもあって入りましたけど、いい形の、自分らしいというか、ゴールだったと思いますし、チームにタイトルをもたらしたいと言うのが僕の夢だったので、それができてうれしく思います」。タイトルを獲ったナビスコ杯、リーグの試合後には目に光るものを見せていた宇佐美だが、この日はしっかりとした口調で、淡々と振り返っていた。

「しっかり自分たちが勝つことだけを意識していた。90分で試合をきめることを意識していた」という宇佐美。3冠については「今日でこのメンバーでやるのは最後だった。誇りに思いますし、いい思い出になりました」としみじみと話していた。

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