beacon

鮮やかゴールのG大阪FWパトリック「ガンバの歴史に名を刻めた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.13 天皇杯決勝 G大阪3-1山形 日産ス]

 今夏、ガンバ大阪に加入してチームに勢いをもたらしたFWパトリックは、三冠が懸かった天皇杯決勝でもゴールという結果を残して、チームの、そしてファン・サポーターの期待に応えた。

 前半4分にFW宇佐美貴史の得点で先制していたG大阪に追加点がもたらされたのは、同22分。中盤で相手選手からボールを奪った宇佐美が一気にドリブルで前線にボールを運ぶと、パトリックは左サイドを並走して駆け上がる。PA内に侵入して、宇佐美からボールを呼び込むと、右足で豪快にネットを揺らして貴重なゴールを奪った。

 自身のゴールを振り返ったパトリックは、「僕と貴史のコンビネーションの中で取れたゴールでしたが、貴史が本当にタイミングを合わせてくれました」と相棒への感謝を示すと、「ボールをもらってトラップをしてGKを見たら、ちょっと前に出ていてコースが空いている感じがしたので狙いました。良いシュートでしたね」と自画自賛のゴールだったと話した。

 チームの三冠に大きく貢献したブラジル人助っ人は、「僕のキャリアの中でも今が一番乗っている時期だと感じている」と笑顔を見せると、「ガンバの歴史に名を刻むことができて素直にうれしいです」と喜びを爆発させた。

(取材・文 折戸岳彦)

▼関連リンク
第94回天皇杯特設ページ

TOP