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[クラブW杯]オークランドが初の4強へ、クルス・アスルは9人のW・シドニーに逆転勝ち

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 モロッコで開催中のクラブW杯は13日、準々決勝を行い、オセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)と北中米カリブ海代表のクルス・アスル(メキシコ)がそれぞれ準決勝進出を決めた。

 10日に行われた1回戦で開催国代表のモグレブ・テトゥアン(モロッコ)をPK戦の末、下したオークランドは準々決勝でアフリカ代表のセティフ(アルジェリア)と対戦。劣勢の展開ながら後半7分にCKの流れからDFジョン・アービングが決勝点を奪い、1-0で競り勝った。

 DF岩田卓也もフル出場で完封勝利に貢献したオークランドは4年連続6回目の出場で初の4強入り。17日の準決勝では初出場の南米代表サン・ロレンソ(アルゼンチン)と対戦する。

 準々決勝もう1試合には、初出場となるクルス・アスルが登場。同じく初出場でアジア代表のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)と対戦し、延長戦の末、3-1で激闘を制した。

 ウェスタン・シドニーは後半20分にMFイアコポ・ラ・ロッカのミドルシュートで先制したが、同29分にDFマシュー・スピラノビッチがハンドでこの日2枚目の警告を受け、退場。数的不利に立たされた。

 数的優位となったクルス・アスルは攻勢を強め、後半44分にMFヘラルド・トラドのPKで同点に追いついた。1-1のまま突入した延長前半12分にはウェスタン・シドニーDFニコライ・トポー・スタンリーも2枚目の警告で退場。11人対9人となったクルス・アスルは延長後半3分にFWウーゴ・パボーネのゴールで勝ち越すと、同13分にはトラドがこの試合2本目のPKを決め、3-1とダメを押した。

 初出場で4強入りを果たしたクルス・アスルは16日の準決勝で欧州王者レアル・マドリー(スペイン)に挑む。


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