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3戦連発逃した岡崎「前の2試合で運を使い果たした」

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[12.13 ブンデスリーガ第15節 マインツ1-1シュツットガルト]

 ブンデスリーガは13日、第15節2日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツはホームでシュツットガルトと対戦し、1-1で引き分けた。岡崎は古巣相手にフル出場したが、3戦連発ならず、チームも7試合勝ちなし(3分4敗)となった。

 前半36分に岡崎が獲得したFKをMFヨハネス・ガイスが直接沈め、先制点を奪ったマインツ。その後も試合の主導権を握っていたが、後半27分、相手のクロスがそのままゴールネットを揺らすアンラッキーな失点で同点に追いつかれた。

 ブンデスリーガ公式サイトによると、「(失点は)事故みたいなもの。ツイていないとしか言いようがない。今日は守備がしっかりしていたし、相手も何にもなかったような感じがしていたので」と失点シーンを悔やんだ岡崎は「自分自身の出来は本当に悪かった」と反省した。

 試合終了間際の後半43分には左CKから岡崎が左足でシュート。決定的な場面だったが、ゴールライン上でMFクリスティアン・ゲントナーにクリアされ、得点とはならなかった。

「前の2試合で運を使い果たして、それで入らなかったのかなという感じがする」。11月29日のシャルケ戦(4-1)ではDFシュテファン・ベルのシュートをGKが弾いたところに詰め、押し込んだ。「オフサイドかと思った」というゴールで、前節・ハンブルガーSV戦(1-2)ではCKをニアでMFユヌス・マリがそらし、ファーサイドの岡崎がヘディングで押し込んだ。

 セットプレー絡みのチャンスが多く、「相手チームから裏を(取る動きを)完全に読まれて、自分をケアされている」と感じている岡崎は「(前半戦の)終盤にかけて、動き的には徐々に重くなってきたという感じがする。あと2試合なので、何とかもう一回力を出せるように、コンディションを整えることが必要なのかな」と、チームが不振にあえぐ中、前半戦残り2試合での立て直しを誓っていた。


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