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小野途中出場のスタンダールは先制も3失点で逆転負け喫す

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[12.14 ベルギーリーグ第19節 スタンダール・リエージュ1-3クラブ・ブルージュ]

 ベルギーリーグは14日、各地で第19節を行った。GK川島永嗣とFW小野裕二の所属するスタンダール・リエージュはホームでクラブ・ブルージュと対戦し、1-3で敗れた。川島と小野はベンチスタート。小野は後半14分から途中出場したが、川島は最後まで出番はなかった。

 スタンダールは前半13分、自陣からのフィードをFWイゴール・デ・カマルゴが競ってこぼれたボールをMFリカルド・ファティが回収。ファティがPA手前から右足を振り抜き、相手DFに当たってコースが変わってゴールネットに吸い込まれた。

 先制に成功したスタンダールはその勢いのままに攻め込んだ。前半22分、カウンターからMFムヤンギ・ビアがPAまで持ち込み右足シュート。決定機だったが、ゴール左に外れると流れは徐々にクラブ・ブルージュへ。

 前半29分、クラブ・ブルージュは高い位置でボールを奪って最後はMFリオル・ラファエロフが右足シュートを決め、1-1。さらに35分、カウンターから流れるようなパスワークを見せ、オーバーラップした右SBトーマス・ムニエが角度のないところから左サイドネットを揺らし、クラブ・ブルージュが一気に逆転に成功。2-1で前半を折り返した。

 後半は一進一退の攻防が続く。スタンダールは後半14分に小野を投入し、攻勢を強めた。30分、ロングフィードからデ・カマルゴがヘッドで落とし、ビアが左足シュートを放つもGKに阻まれる。さらにこぼれ球にデ・カマルゴが詰めて右足シュートを放ったが、再びGKのセーブに遭った。

 すると、スタンダールは後半37分にFWトム・デ・ステルのクロスからDFルート・フォルマーに決められ、1-3。試合はそのまま終了し、スタンダールは10月29日の第13節セルクル・ブルージュ戦以来の連勝を逃した。

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