良い形でスーパーカップへ

　18日に行われたセリエA第16節、カリアリ対ユベントスの一戦は、3-1でアウェーのユベントスが勝利した。

　来週にイタリア・スーパーカップが開催される影響でイレギュラーな日程となったユベントスは、公式戦3戦連続ドロー中だが、この日はスタートから順調だった。

　開始3分、マルキージオのクロスに合わせたジョレンテのヘッドは相手GKの好守に遭ったが、これで得たCKからゴール。ショートコーナーで揺さぶってあがったクロスから、最後はテベスが詰めて先制する。

　15分には追加点。左サイドからエブラがクロスを入れると、ペナルティーエリア内で跳ね返されるが、セカンドボールにビダルが反応する。ペナルティーエリア左手前から鮮やかにゴール右隅へと決めて、2点差にした。

　後半の立ち上がりはカリアリに巻き返そうという意欲が見られたが、ユベントスはリードを広げた。50分、ピルロらしい裏への浮き球のスルーパスをジョレンテが受けると、DFを背にしてペナルティーエリア右でボールを収める。じわじわとゴールまでの距離を縮めると、得意の反転シュートで3-0とした。

　後半立ち上がりの失点はカリアリに大きなダメージを与えた。65分には、セットプレーからロッセッティーニが1点を返すが、それ以上は差が縮まらない。

　ユベントス守備陣が大きく崩れる様子はなく、残り2点のリードをしっかり守り、3-1で勝利を収めた。

---

▼関連リンク
セリエA2014-15特集