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岡崎、先制アシストも…バイエルンに逆転負けで9戦白星なし

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[12.19 ブンデスリーガ第17節 マインツ1-2バイエルン]

 ブンデスリーガは19日、第17節1日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツはホームでバイエルンに1-2で敗れた。岡崎はフル出場し、前半21分に先制点をアシストしたが、直後に追いつかれると、試合終了間際の失点で逆転負け。王者相手に健闘したが、9試合連続勝ちなし(4分5敗)となり、前半戦を終えた。

 先制したのはホームのマインツだった。前半21分、高い位置でボールを奪い、MFヨハネス・ガイスが右サイドに展開。岡崎がダイレクトでゴール前にクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだMFエルキン・ソトが左足でGKマヌエル・ノイアーの股間を抜き、ゴールネットを揺らした。

 16試合消化試合で3失点というブンデスリーガ記録を更新したバイエルンにとってはこれが7試合ぶりの失点。しかし、わずか3分後の前半24分、MFバスティアン・シュバインシュタイガーが鮮やかな直接FKを決め、すぐさま1-1の同点に追いついた。

 マインツは後半5分にもMFパブロ・デ・ブラシスのスルーパスに抜け出したMFユヌス・マリが決定機を迎えるが、シュートはノイアーに阻まれる。粘り強い戦いで王者を苦しめたが、勝ち越しゴールを奪うことはできず、逆に試合終了間際に逆転を許した。

 バイエルンは後半45分、相手のパスミスを奪ったMFフランク・リベリがドリブルで仕掛け、左サイドをオーバーラップしてきたDFファン・ベルナトにパス。ベルナトのグラウンダーの折り返しにニアでFWトーマス・ミュラーがつぶれると、ファーサイドに抜けてきたボールをMFアリエン・ロッベンが右足で押し込んだ。

 苦しめられたバイエルンだが、2-1の逆転勝利で8連勝を飾り、開幕から14勝3分の無敗で前半戦を終えた。一方のマインツは3試合ぶりの黒星で9試合勝ちなし(4分5敗)。勝ってウインターブレイクに入ることはできなかった。


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