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[クラブW杯]レアルが大会初制覇…公式戦22連勝を飾り世界一に

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[12.20 クラブW杯決勝戦 サン・ロレンソ0-2R・マドリー]

 クラブW杯は20日、決勝戦を行い、欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)と南米代表のサン・ロレンソ(アルゼンチン)が対戦した。前半37分に先制したレアルが、後半に1点を加点して2-0の完封勝利を収め、クラブW杯初制覇を果たした。

 公式戦21連勝中のレアルが序盤から主導権を握りゴールを脅かすが、サン・ロレンソの体を張った守備に遭ってなかなか好機を生み出せない。その中でもシュートチャンスを作り、前半28分にFWクリスティアーノ・ロナウドのパスを受けたFWカリム・ベンゼマがPA外から狙ったものの、GKセバスティアン・トリーコの壁を打ち破るには至らなかった。

 しかし、その後もリズムを作るレアルが前半37分、ついにサン・ロレンソゴールをこじ開ける。MFトニ・クロースの蹴り出したCKをDFセルヒオ・ラモスがヘディングで豪快に叩き込んで、スコアを1-0とした。一方のサン・ロレンソは前半のシュート数がゼロに終わったように好機を生み出せず、レアルが1点をリードして前半を折り返した。

 そして、後半6分にレアルが追加点を奪う。MFイスコの鮮やかなスルーパスに反応したFWガレス・ベイルが左足で放ったシュートはトリーコの脇を抜けてネットを揺らし、リードを2点差に広げた。

 後半21分にはMFエマヌエル・マスに、同39分にはMFエンソ・カリンスキにゴールを脅かされる場面を作られたが、この試合がレアルでの公式戦700試合出場となったGKイケル・カシージャスがしっかりストップしてサン・ロレンソにゴールを許さず。

 その後、追加点こそ生まれなかったものの、サン・ロレンソを完封したレアルが2-0の勝利。公式戦の連勝を22に伸ばし、大会初制覇を果たした。


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