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モイーズ:「リーガはプレミアと同じくらい競争的」

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スペインとイングランドの違いを語る

 レアル・ソシエダのデイビッド・モイーズ監督は、リーガエスパニョーラがプレミアリーグと同様に競争的なリーグ戦だとの考えを示している。

 11月にジャコバ・アラサテ前監督の後任としてソシエダを率いることになったモイーズ監督。5月にマンチェスター・ユナイテッドで解任されていた同監督は、新天地スペインで再スタートを切った。

 スペインに到着してから1か月半ほどが経過したが、モイーズ監督は異国での経験を楽しんでいる様子だ。スペイン『アス』で、異国での生活などについて語っている。

「今の時点では言葉が一番の問題だ。文化の違いもあるけれど、私は夜遅くに夕飯を食べるのも好きだよ(笑) ここでは午前の練習もイングランドより遅く始まるが、昼食の時間が長いのも良いね。私はそれに慣れるのには苦労していない(笑) ただ、午後2時から4時の間に集会を開こうとしても、ここでは珍しい。そういう違いは感じる。選手の姿勢には驚かされているよ」

「ユナイテッドには素晴らしい選手たちがいて、彼らは激しく練習を行う。だけど、ラ・レアル(ソシエダの愛称)の選手たちはとてもプロフェッショナルで、自分の体を気遣い、仕事に集中し、常にチームのことを考えている。ユナイテッドに偉大な選手が集まるのは事実だが、ラ・レアルにも良い選手たちがたくさんいて驚いている」

 2002年から2013年までエバートンを率いてプレミアリーグでも豊富な経験を備えるモイーズ監督は、リーガとの違いを以下のように述べている。

「それほど違いはない。おそらくスペインのサッカーはよりテクニカルで、イングランドのサッカーはフィジカルを重視しているのかもしれない。だけど、今のスペイン代表はワールドカップで1度、EUROで2度優勝していることを忘れてはいけない。それはうまくやっている証だよ。ただ、試合開始時間を除いてね。(午後10時キックオフだったカップ戦の)あの時間は、誰の得にもならないよ」

「私は常にイングランドのサッカーにおける競争性を主張してきたが、スペインに来てからリーガも同じくらい競争的だと考えている。リーガやプレミアが獲得しているような多様性が私は好きで、それはこのスポーツにとってポジティブなことだ」

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