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[選手権]初出場・第一学院の技巧派MF宮川岳「全国でドリブルとかテクニックを見せつけたい」

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 第一学院高(茨城)は創部8年目で全国大会初出場。トップ下の位置でチャンスメーカー役を担うのがMF宮川岳(3年)だ。チーム屈指のテクニシャンが得意のドリブルを駆使して全国初勝利、上位進出へ繋がる活躍を見せる。

以下、宮川コメント
●MF宮川岳(3年)
―県大会を振り返って
「チャンスはつくれたんですけど、決めきるべきところで決めきれずに1点しか取れなかった。決勝でも決めきっていれば(もっと早く)勝ちが見えたと思うけれど、決めきれずに(試合終了間際に)入れられて沈む雰囲気が出てきていた。(最後に畠山が決めて勝ったが)でも本当は決めて3点4点取りたかった。守備もGKの(佐藤)隼は大きくて安定しているし、CBの2人もバランスが取れている。守備はしっかりしているので、あとは攻撃がどれだけ点を獲るか。自分はトップ下なので前線の3人を動かせるようにというのは意識している」

―自身の特長は
「ドリブルだと思います。スピードはそんなにないのでテクニックの方だと思います。パスの精度もしっかり磨いてラストパスの質にも集中している。一枚かわせば局面的にはいい状況が増えるので、まず自分がかわしていい状況をつくれればいいと思います」

―この学校に入った理由は
「自分は中学からサッカーが大好きで、サッカーだけの生活だと思って入ってきた。実際、午前午後練習するという感じではないんですけど、午後ミーティングをやったりする中で戦術的なことを頭に叩き込まれた。戦術面はここで覚えることができた」

―選手権への思い
「全国出たらどこも強いチームなので、目の前の相手に向けて戦っていきたい。勝つためにいろいろと考えてやりたい」

―きょうテストしたパティーク11プロの感想を
「タッチがしやすいというか、前のパティークと比べて全然縫い目がなくてタッチしやすかった。皮のスパイクが結構好きだったので、一番新しいモデルですし、それを履こうと。自分はボールタッチするプレーヤーなので、そこはボールが離れなかったので良かったと思います。(自分の良さを引き出してくれる部分は)相手にボールを取られないでできることですかね」

―最後にゲキサカを通してメッセージを
「自分のテクニックは中学の時のチーム(FC緑JY)でついたと思っている。今、第一学院でプレーできているのは、中学の時があってこそだと思っているので、中学の時の監督に感謝しています。中学はテクニック系のチーム。だから、全国でドリブルとかテクニックを見せつけたいと思います」

(取材・文 吉田太郎)

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