beacon

シティ、7連勝でチェルシーに食らいつく

このエントリーをはてなブックマークに追加

雪のWBA戦で3-1

 26日に行われたプレミアリーグ第18節、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)対マンチェスター・シティの一戦は、3-1でアウェーのシティが勝利した。

 直前の試合で首位チェルシーが勝利しただけに、2位シティとしては15位WBAを相手に確実に勝ち点3を挙げ、チェルシーに食らいつきたい一戦となった。

 アグエロ、ゼコ、ヨベティッチと前線に負傷者が多く、ミルナー、ナスリ、ダビド・シルバが攻撃をけん引するシティだが、早い時間からWBAのゴールに迫る。7分、右サイドからのクロスをD・シルバがすらすと、ミルナーが押し込もうとしたが、GKフォスターに阻まれた。

 直後の8分、シティは均衡を破る。ナバスが右からクロスを入れると、厳しい態勢のフォスターのミスを誘い、こぼれ球に反応したフェルナンドがオーバーヘッドで押し込んだ。

 幸先よく先制したシティは、12分に早くも追加点。スルーパスを出したD・シルバが、DFにブロックされたこぼれ球に反応すると、ペナルティーエリア内でレスコットに足をかけられて転倒。これがPKとなり、ヤヤ・トゥレが確実に決めて2-0とした。

 2点ビハインドで反撃に出るWBAに対し、シティは34分に3点目を奪う。中盤でパスカットしたフェルナンドがそのまま攻め上がり、ペナルティーエリア付近で右のナバスへ。この折り返しを受けたD・シルバが、左足で巧みにシュートを流し込む。シティは前半だけで3点のリードを手にした。

 後半に入ると雪が激しくなり、徐々にピッチが白ばむなか、3点を追うWBAが前に出る。53分に右クロスからバレラ、その3分後にはマンガラの不注意からボールを奪ったモリソンのシュートと、1点を返そうとするが、ゴールに至らない。

 アーバイン監督は66分、一気に3枚を交代させて流れを変えようとする。だが、75分のCKでも、最後はゴール前にいたレスコットが頭で押し込もうとするが、ボールはクロスバーを越えた。

 公式戦4試合連続クリーンシートのシティは、このまま無失点で終えるかと思われたが、86分に1点を許す。CKのボールを、雪で視界が悪かったか、GKハートが捕りきれずに逃してしまうと、これがイデイエに当たってゴールに収まった。

 それでも、その後は逃げ切りに成功し、シティはリーグ戦7連勝。チェルシーとの勝ち点3差は変わらなかった。シティはチャンピオンズリーグも含めると公式戦9連勝だ。

▼関連リンク
プレミアリーグ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP