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[選手権]F東京内定の逸材、流経大柏DF小川諒也「自分たちのいつも通りの力を」

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 全国高校サッカー選手権注目のタレントだ。流通経済大柏高(千葉)のDF小川諒也(3年)は抜群のスピードと高さ、そして絶対の自信を持つ左足が武器の逸材。来季のFC東京加入が内定しているDFが左足FKやそのスピード感あふれるプレーで会場を沸かせる。

以下、小川コメント
●DF小川諒也(3年)
―初めての選手権の舞台が近付いて来ている
「メンバーも決まりましたし、いよいよ選手権モードになってきている」

―今年のチームは最後の最後で結果を出した
「ずっとインハイは11年連続で出ていて、そこを落としてしまったことでスタッフからも相当言われましたし、流経の名を汚してしまったという思いがあった。このまま終わったら流経の最悪の代と言われてしまうと。本当に一回落ちるところまで落ちたんで、それくらい落ちたんで本当に。そこからのスタートだったので、本当に落ちたんで相当。逆にスタッフからも『ここから上がっていくしかない』と」

―ただ、力はある
「夏に一人ひとりも力が伸びていますし、チーム力は伸びているんで(全国制覇を)狙っていけると思いますね」

―マークは厳しいと思うが
「自分たちのいつも通りの力を出せれば優勝に近いところにいけると思う。優勝を期待されていると思うけれど、そこで勘違いしてしまうのではなくて、自分たちがいつも通りのことをやっていけば、見てくれる人も『強いな』と思ってくれると思う。意識せずにいきたい」

―流経大柏の強さを証明することができる
「流経がここ3年間出ていなくて、流経が強いという事を証明できるのは選手権が一番いい大会。証明したいですね」

―プロ入りする選手として注目される大会になる
「監督にも『千葉県勝たずに、全国出ないで、プロ行くのは恥ずかしいぞ』と言われたので。全国でも恥じないように、小川諒也と言う選手を見せられるように。自分の武器は左足のキックと縦の突破、身体能力のところだと思うので、見てもらいたいですね」

―アディゼロF50を普段から着用している理由は?
「このスパイクのウリである軽さ。自分はスピードを重視したいし、実際にスピードが上がっています。また履いている感じが凄く軽いので、自分的には凄くやりやすいですね。軽い割にはフィット感もふつうなので問題ないです。サイドでの縦への突破だったり、背後へのボールが出た時にこのスパイクを履いている時の方が他のスパイクを履いている時よりも早く走れている感じがあります」

(取材・文 吉田太郎)

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