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[MOM1256]習志野DF西村慧祐(2年)_千葉2冠王者の先発守り抜いた185cmCB

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯決勝第1グループ第2戦 習志野高 1-0 熊本国府高 矢田部サッカー場A面]

「高さには自信があるので高さは負けないようにしようと思います」という習志野高CB西村慧祐(2年)が185cmの高さを活かしてエアバトルで強さを発揮。ボールを奪ってからのサイド攻撃に迫力のあった熊本国府の攻撃をゴール前で跳ね返して勝利に貢献した。

「きょうはヘディングでは勝てていたんですけどパスミスがあったし、味方との連係が合わなかった。チームとしても、個人としても満足はしていないです」。厳しい表情を見せたが、総体千葉県予選と千葉県1部リーグの2冠を達成した1学年上のチームで年間通じてポジションを渡さず、全公式戦に先発出場(試合出場時間はチーム2位)しているCBは砂金伸監督も「落ち着いている」という守り。慌てることなくゴール前に入ってくるボールを確実に弾くという点で存在感があった。

 これからの1年間は主将としての重責も担う1年になる。「選手としても頼りにされる存在になることが目標です。(現時点では)まだまだです。去年は(前主将の)佐古クンが声を出していたし、オフでもリーダーシップを発揮していた。自分はもっとリーダーシップを発揮しなければいけない」

 個人としては将来のプロ入りを目指す大型DF。チームとしての目標は全国で勝つことになる。特に98年度を最後に名門・習志野が遠ざかっている選手権出場への想いは強い。「一昨年も去年も選手権で流経に負けてあと一個何かが足りないというのが自分の中にある」。その課題を見つけて、クリアして、チームを全国で勝つチームにする。

(取材・文 吉田太郎)
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