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[選手権]手負いのエースが強行出場も…尚志FW林「何もできずに終わってしまった」

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[1.3 全国高校選手権3回戦 尚志高0-2立正大淞南高 フクアリ]

 エースとして自分を責めた。尚志高(福島)のFW林純平(3年)はこの日、後半開始から途中出場。シュート2本を放ったが、ゴールを奪うことはできず、チームもベスト16で姿を消すことになった。

 大会前から左内側筋負傷を抱え、1回戦・広島皆実戦(2-0)に先発したものの、故障を悪化させ、前半27分に交代するアクシデント。2回戦・聖和学園戦(3-0)は欠場した。この日も左足には痛々しいテーピングが巻かれた状態だった。

「この大会はケガをしていて、広島皆実戦は少し出たけど、何もできず、みんなにここまで連れてくれてもらった。一応、エースと言われていて、エースとして点を取れればと思ったけど、何もできずに終わってしまった」

 仲村浩二監督も「予定外」と認める早いタイミングでの投入。前半32分に先制を許す展開でエースの一発に期待した。「本当に何もできなかった。申し訳ない」。そう唇をかむ林は「ケガをした中ででも、こういう大事な試合で点を取らないとダメ。あらためて弱いなと思った」とうなだれた。

「今日の後半が最大の仕事だったのに、点を取れず、チームに貢献できなかった」。悔し涙を浮かべる手負いのエースを仲村監督は「痛い中、よくやってくれた」とねぎらった。4強入りした11年度大会を上回る全国制覇を目指した最後の大会はベスト16。早すぎる敗退に林は「ケガを理由にはできないけど、ベストなコンディションでやりたかった」と悔しさをにじませた。

(取材・文 西山紘平)
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