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「あと10年早く出会っていれば…」 監督との会話が退団決意の鍵だったと語るジェラード

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リバプールを去る理由を明かす

 今季限りでのリバプール退団を表明したMFスティーブン・ジェラードには、一つの悔いがあるという。あと10年早く、ある人物に会いたかったと話している。

 ジェラードは先日、今シーズンを最後にアンフィールドを去るプランを明かした。レッズ一筋でプレーしたが、残念ながらプレミアリーグのタイトルを手にすることはできなかった。

 もしもあと10年早くブレンダン・ロジャース監督と会っていたなら、その夢もかなったかもしれないとジェラードは考えている。キャプションの思いがクラブ公式サイトにつづられた。

「僕が24歳の時にブレンダンに会えていれば、と思うよ。そうすれば、ここに座って僕らがともに獲得してきたタイトルについて話せていただろうと思うからね」

「実際には、ブレンダンがこのクラブに来たのは、僕が32歳の時だった。この関係が10年前にスタートしなかったことが残念だよ」

 ロジャース監督は昨季、リバプールをプレミアリーグ制覇まであと一歩の地点へと導いた。1989年以来のリーグ優勝が見えていたが、最後は2位に終わった。

 もしも昨季優勝していたら、ジェラードは違う決断をしたのだろうか?

「僕にこの決断をさせた瞬間は、何か一つだけじゃないんだ。だけど、鍵になる会話や瞬間というのは、そう遠くない過去に監督が僕を座らせて、僕とチームにとっての僕のサッカーをマネジメントする時期だと話した時だと思う」

「これが誰にとっても正しいことなのだと認識することは十分分かった。だけどこれだけ長い時間自分が先発する選手でチームの主力だと、監督とそういう会話をするのはとても難しいことなんだ」


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