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記録を破られずに済んだ南米の名門 「レアルを倒してくれて、ありがとう!」

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歓喜のツイート

 レアル・マドリーの記録的連勝のストップに、遠く離れた南米から歓喜の声が上がった。レアル・マドリーを倒した相手チームに感謝のツイートをしたのは、ブラジルの名門クラブだ。

 レアル・マドリーは4日、リーガ・エスパニョーラ第17節でバレンシアと対戦し、1-2で敗れた。これで、全公式戦を通じての全勝記録は22でストップした。

 上位につけるバレンシアの戦いぶりは見事で、先制されながらも後半の2得点で逆転した。レアル・マドリーが敗れたのは、昨年9月13日のアトレティコ・マドリー戦以来となる。

 これでバレンシアはレアル・マドリーに勝ち点5差に迫り、バルセロナとアトレティコ・マドリーはともに首位レアルに勝ち点1差という状況だ。レアルファンをのぞいたスペイン中が喜ぶ状況で、南米からも歓喜の声が上がった。声の主は、ブラジルのコリチーバである。

 コリチーバは、レアル・マドリーに連勝記録を抜かれる可能性を憂慮していた。同クラブは2011年2月2日から5月5日からまで、公式戦24連勝という記録を持っていたのだ。

 記録への脅威が消えたクリチーバは、海の向こうから歓喜のツイートを繰り出した。

「世界で最も勝利に彩られたクラブ、コリチーバはレアル・マドリー相手のバレンシアの勝利に感謝申し上げます!」

 世界で唯一この敗戦が面白くないクラブは、水曜に同じ街のライバルであるアトレティコ・マドリーと、コパ・デル・レイのラウンド16で対戦する。

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