beacon

カウンターを警戒する酒井「アジアのチームは一発を狙ってくる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 DF内田篤人の不参加もあり、アジア杯に臨む日本代表の右サイドバックはDF酒井高徳(シュツットガルト)がレギュラーを務めることになりそうだ。

 12日のグループリーグ初戦で対戦するパレスチナ対策に関して、まだチームとしてミーティングを行っていないものの、個人ではリラックスルームに用意されたパレスチナの映像をすでに確認しているという酒井。昨年12月にパレスチナが行ったウズベキスタンとの国際親善試合(●0-1)の映像をチェックし、「全員が引いて、前線の一人だけが残っている感じだった」と指摘した。

「守備では体を張って、がんばってくる印象。中、中に行くと、相手の思うつぼかなと思う。自分ではそう考えていたけど、チームとしてどう落とし込んでいくかはこれからだと思う」

 サイドにはスピードのある選手がいて、カウンターになるとスペースに飛び出してくるシーンなどが印象に残ったようで、「アジアには一発を狙ってくるチームが多い」と警戒。「(左サイドバックの長友)佑都くんやボランチ、センターバックとバランスを見て、リスクマネジメントをしないといけない」と、チーム全体が前がかりになりすぎないように注意するつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
アジア杯2015特集

TOP