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リーグ戦初得点が劇的決勝FK弾のS・リスボン田中「忘れられないゴールになりました」

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[1.11 ポルトガルリーグ第16節 ブラガ0-1スポルティング・リスボン]

 スポルティング・リスボンは11日、敵地でブラガと対戦し、FW田中順也の劇的FK弾で1-0で勝利した。試合後、自身のブログ(http://ameblo.jp/junya-tanaka/)を更新した田中はリーグ戦初ゴールへの喜びを綴った。

 S・リスボンはFWナニを中心に攻め込んだが得点を挙げられないでいると、後半33分に田中を投入し、さらに攻勢を強めた。すると後半アディショナルタイム5分だ。田中がPA外まで飛び出した相手GKと接触し、PA手前右でFKを獲得。FKが蹴れる位置にはナニもいたが、「練習で毎回やっている絶好の位置。味方が僕にキッカーを任してくれました」。

 0-0で迎えた「ラストプレー」と重圧のかかる場面。「『これで外したらクソ野郎だな』と心で思ってました。『いつも良い練習ができている』。蹴る前に唱えました。その自信を胸にリラックスして蹴りました」。ゆっくりとした助走から左足で放たれたシュートは鮮やかな弧を描きながらゴール右上隅に突き刺さった。

「これだからサッカーって最高です」とあらためてサッカーの素晴らしさを味わった田中。昨年11月21日の国内杯4回戦エスピーニョ(3部)戦で移籍後初ゴールを挙げていたが、この日ポルトガルリーグ初ゴールを記録。「待望のゴール。やっと決めることができました。忘れられないゴールになりました」と劇的なFK弾を喜んだ。

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