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横浜FCが新体制を発表 新TD、新監督、新加入ルーキー2人が意気込みを語る

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 横浜FCは12日、横浜市内で2015シーズンの新体制発表記者会見を行った。会見には北川浩史代表取締役社長、新任の中田仁司強化育成テクニカルダイレクター、ミロシュ・ロス新監督、早川知伸新コーチら、コーチングスタッフが出席。また、今シーズンからチームに加入するMF上田悠起(成立学園高)、DF楠元秀真(産業能率大)という新卒組の2人が出席した。

 昨シーズンまで6年に渡って徳島ヴォルティスの強化部長を務めて来た中田氏は、「私は今シーズンより、この横浜FCで今まで持ってきた力をすべて発揮しながら、このチームが常にレベルアップ、もしくは上を目指し、行く末はJ1に上がる、そして世界に通用するチームに持って行きたい。新しく、このチームで力になり、笑顔で常に上を目指してやっていきたい」と、高らかに宣言した。

 また、1997年にブランメル仙台のGKコーチ、監督を務めて以来の来日となったミロシュ・ルス監督は「17年前に日本で仕事をさせていただいて、また久しぶりに日本で、ここ横浜FCで仕事をさせていただくことを非常にうれしく思います。ここにいる皆さんに私が約束できるのは、全力を尽くして仕事をしていくということです。クラブの目標を達成するために、全力を尽くしていく。そして、この会見のように、試合にも多くの方々に来ていただけるように努力していきます」と、話している。

 その後、壇上に上がったルーキーの2人も、DF楠元が「1年目だからと言って身を引くのではなく、1年目から全力で、開幕スタメンを狙うくらいの気持ちでやっていくつもりです」と、2015年の目標を語れば、高卒ルーキーの上田も「目標は開幕スタメン。J1に上がるために、自分の力を大いに発揮できればと思っています」と、闘志を燃やした。

(取材・文 河合拓)

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