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ローマが追いつくも逆転できず、2戦連続ドロー

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パレルモと敵地で1-1

 17日に行われたセリエA19節、パレルモ対ローマの一戦は、1-1のドローに終わった。

 前節のダービーでドローに終わり、白星を取り戻したローマは、トッティがベンチスタート。去就が騒がしいデストロが先発に名を連ね、パレデスがスタメン入りした。

 試合は立ち上がりに動いた。2分、アストーリの不用意なパスをカットしたバスケスが、素早く前へ。中央に空いたスペースに飛び込んだディバラが、確実にネットを揺らし、今季10点目を記録した。

 ビハインドを背負い、反撃に出たローマは、30分にリャイッチのスルーパスからデストロにチャンス。だが、トラップが長くなり、好機を逸してしまう。

 一方のパレルモは39分、右クロスにバレートが頭で合わせるが、GKデ・サンクティスに阻まれる。追加点を奪えなかったパレルモだが、1点リードで前半を終えた。

 翌日のユベントス戦を前に負けられないローマは、後半から同点弾を目指す。47分にはホレバスのクロスからデストロが頭で狙うが、ボールはわずかにクロスバーを越えた。

 だが、そのデストロが試合を振り出しに戻す。54分、ピャニッチのFKをファーでストロートマンが頭で折り返すと、ゴール前に飛び込んだデストロが押し込んで1-1とした。

 追いついて勢いに乗るローマに対し、パレルモは60分、バレートのパスから左サイドの裏を突いたディバラが絶好機を迎える。だが、シュートはデ・サンクティスに阻まれ、ドッピエッタとはならなかった。

 どちらも追加点が奪えないまま、試合は終盤へ。勝利を取り戻したいガルシア監督は、75分から若手ベルデ、マイコン、トッティを投入して打開を図る。だが、最後まで2点目を奪うことはできなかった。

 2試合連続ドローのローマは、暫定でユベントスとの勝ち点差を2としたが、18日の試合でユベントスがアタランタに勝てばその差は5に広がることとなる。

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