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湘南加入の山田と坪井が開幕・浦和戦に向け気合…「ぶっ潰します」とニヤリ

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 湘南ベルマーレは19日、平塚市内で新体制発表会見を行い、今季より新加入する12選手が出席し、意気込みを語った。注目の浦和レッズから期限付きで加入したMF山田直輝は、「勝つために来ました。早く湘南のスタイルに馴染んで、そしてチームとともに確実に成長して、力になれるように頑張りたい」。同じく浦和から完全移籍での加入となるDF坪井慶介も、「1日1日を湘南のために尽くし、サッカー選手としてすべての能力が成長できるように、努力を続けていきたい」と意気込んだ。

 先日、Jリーグは、2015年シーズンの各チームのホーム開幕戦の組み合わせを発表した。湘南の第1節は、ホーム・BMWスタジアム平塚に浦和を迎える。2選手にとっては、いきなり“因縁の対決”が巡ってきた。

 山田は浦和にはジュニアユースから所属。08年にトップチーム昇格後も、浦和一筋でプレーを続けてきた。「私情が入ってしまう難しい質問ですが…」と話し始めた山田。しかしそこは勝負の世界。「スタートダッシュから行かないといけないシーズンだと思っているので、その1勝になればいいと思ってますし、そのために全力で戦いたい」と必勝を誓った。

 坪井は福岡大から2002年に加入後は、浦和一筋でプレーしてきた。日本代表で40キャップを数えるまでに成長し、浦和には感謝の気持ちを持っている。坪井も「前所属クラブであるので、それに対する想いはいろいろある」と前置きこそしたが、「湘南のために尽くすと決めているので、相手チームがどうだということは意識はしていません。自分自身がどうあるべきか、どう戦うべきかに集中して臨みたい」とキッパリ。会見後の個別取材では「ぶっ潰します」とニヤリと笑った。

(取材・文 児玉幸洋)

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