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オランダで小野や宮市亮とプレー…湘南新助っ人「歴史に名を刻みたい」

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 湘南ベルマーレに加入する新外国人選手2名は日本語で自己紹介。「ディフェンダーノ、バイアデス」とあいさつしたDFアンドレ・バイアが「高い志を持って戦っていきたい」と意気込めば、「アリソンデス。ヨロシクオネガイシマス」とあいさつしたFWアリソンも「日頃の練習はガッツ溢れている。高いモチベーションのプレーを楽しみにしてほしい」と力を込めた。

 期待の新外国人。特に経験豊富なアンドレ・バイアには大きな期待が集まっている。同選手は2001年に名門フラメンゴでプロデビュー。2004年からオランダリーグのフェイエノールトに移り、10-11年シーズンまで在籍。その後はトルコ、そして母国ブラジルに戻ってのプレーを経て、湘南に加入した。

 日本人の特長も熟知している。フェイエノールトではMF小野伸二(現札幌)、FW宮市亮(現トゥエンテ)とプレー。「日本人選手は技術が高く、スピードに乗ったプレーをする選手が多い。小野はスピードはあまりなかったが、技術はかなり高く、視野も広かった。宮市亮に関してはテクニックもあり、スピードもあった。それを経験できているのは、大きいと思う」。

 親日家で以前から来日を希望していたというバイア。「日本でプレーする機会を与えてくれたことに感謝したい。歴史に名を刻みたい」。世界を知る31歳。その高いモチベーションで“湘南の壁”になる。

(取材・文 児玉幸洋)

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