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日本、無失点3連勝の“完全1位”…監督が「しつこく」言った『後ろはゼロ』を遂行

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 日本代表は20日、アジア杯グループリーグD組第3節でヨルダン代表と対戦し、2-0で勝利した。前半24分にFW本田圭佑の3試合連続ゴールで先制すると、後半37分にはMF香川真司が今大会初ゴールを決めた。

 D組は日本が3連勝で1位通過。2位にはパレスチナを2-0で下したイラクが入った。日本の準々決勝は23日、C組2位のUAE代表と対戦(日本時間18時30分キックオフ)。イラクは同日、C組1位のイランと対戦する。

 日本代表は3試合無失点。“完全1位”でグループリーグの戦いを終えた。「勢いよく決勝トーナメントに行ける」。試合後、キャプテンMF長谷部誠も、これ以上ない結果を満足げに捕えた。

 ハビエル・アギーレ監督からも強く言われていたと話す。「しつこいくらいに『後ろはゼロで』と言われていた」。ただそのことで、より集中力を高めていた。「全体的に守備の意識も高くなっていたと思いますし、そしてチャンスの数もかなり多く作っているので、決勝トーナメントに行っても続けていきたいです」。

 次戦は中2日で迎えるUAE戦。早めに先制点を奪い、追加点で突き放すといった今日のような展開に持ち込みたいところだ。「追加点が大きかった? そこは紙一重のところだと思いますけど、その紙一重が積み重なれば、こういう風に最後は楽なゲーム展開になりますし、2点目、3点目を取るっていうのは大事かなと思います」と話した長谷部。「しっかりリカバリーしていい準備して臨みたい」と決勝トーナメントの戦いへ向け、切り替えていた。

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