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日本vsヨルダン 試合後の選手コメント

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[1.20 アジア杯D組 日本2-0ヨルダン メルボルン]

 日本代表は20日、アジア杯グループリーグ最終戦でヨルダン代表と対戦し、2-0で勝った。3試合連続の完封勝利で3連勝を飾った日本はD組を首位で通過し、23日の準々決勝でC組2位のUAEと対戦する。

以下、試合後の選手コメント

●FW本田圭佑(ミラン)
―3戦連発となったが?
「良かったです。いいところにボールがこぼれてきたので。一つひとつ、代表でもイタリアでも、ああいうゴールが増えれば、相手にとって怖い選手になる。続けることが自分の課題」
―だれよりも早くこぼれ球に反応した。
「あのシーンに関しては、いい感じで反応できたけど、他にも反応しないといけない場面があったし、反応できていればチャンスになっていたと心に残るシーンもある。自分自身、ビッグチャンスは少なかったし、ビッグチャンスを増やしていけるようにしたい」
―香川にゴールが生まれたが?
「本人も喜んでいたし、(香川)真司はゲームメイクするだけでなく、点も取れる選手。ああいうところで決定力を見せてくれるのはチームとして心強い」
―攻撃の形については?
「みんなとそういう話をしているわけではないけど、いくつか(攻撃の)オプションを持つべきだと考えている。それはチームで共有しないと、ピッチの上では効果的にならない。全員で同じ絵を見ないと。これからはノックアウト方式という緊張感のある中で、先制されたら2点取らないといけないし、それをどう取るか。オプションを持つべきだと思うけど、今のチームの経験値なら、オプションを持っているのは僕だけじゃないと思う。ちょっと話せば、解決策を見い出すことがアジアならできる気がする」

●FW岡崎慎司(マインツ)
―相当削られていたが、よく動いていたのでは?
「積極的にシュートまで行けていたと思うけど、最後のところでこじ開けられたらもっと脅威になれたかなと思う。前回みたいなチャンスは個人的にはなかった。自分で仕掛けたところでサイドネットになったところは、入っていたら良かったけど、裏に抜けてから相手が2人くらいいる中で、どうやってシュートまで持っていくかというのもあった。ただ、1試合目、2試合目よりも自分で強引に行く場面があったので、それは自分にはプラスかなと思う。そういうのを見て次の相手も警戒すると思う。自分のシュートが結果的にゴールにつながったというのもあるし、落ち込んではいない」
―右サイドとの兼ね合いは?
「みんな点は取りたいと思う。その中で真ん中はうまく使ってもらえればいい。起点になるところはなって、そこからカウンターでも何でもいいので、もっとゴールのパターンを増やしたいと思っている。自分としては頭で考えるより、今日みたいにがむしゃらにゴールチャンスをつくっていくというのは一つのパターンになっていいのかなと。チームとしても、『あそこに入れておけば、あいつが持って行ってくれる』と、ちょっとはそういうふうに見てもらえたかなと思う」

●FW乾貴士(フランクフルト)
「勝てたことは良かったし、無失点も本当に良かったと思うけど、個人的にはまだまだ。無駄なイエローももらったし、そこは反省点。結果を出したかった」
―先制点の起点になったが?
「オカちゃん(岡崎)が瞬間的にいい動きをしてくれた。いいタイミングで出せたと思う」

●MF香川真司(ドルトムント)
―得点シーンはよくゴール前に走り込んでいた。
「何回もゴール前に走り込んでいたし、(武藤が)相手の股を狙ってセンタリングをくれた。そこのチョイスに感謝したい」
―一発決まればと話していたが?
「ゴールはすごくうれしかったけど、一番はチームがあってのゴールということを再確認できた。チームが勝つためにハードワークしていきたい。こういうゴールが取れてよかったし、勢いに乗って準備していきたい」
―ゴールが取れていない時期は?
「悔しさはあったけど、それがすべてではないと思っていた。そこまでナーバスにはなっていなかった。結果として証明しないといけない世界。自分の結果とチームの結果が比例したことがよかった」
―ゴール前に入るタイミングは?
「うまくタイミングを計って中に行くというのは1、2試合目から意識している。まだタイミングが合わなかったところもあった。攻守で個人的なミスもあるし、最後のところの精度という部分もある。中2日だけど、しっかり準備したい」
―みんながゴールを喜んでいた。
「すごくみんなが喜んでくれて、素直にうれしかった。心配かけていたのかなと。チームが勝つために戦っているし、その次にゴールに絡むことが大事。チームが勝つために自分も貢献できるように準備していきたい」

●MF長谷部誠(フランクフルト)
「チームは2011年より成長していると思う。攻撃のバリエーションも多いし、個々も成長している。余裕を持ってゲームができている」
―3試合同じスタメンなのは安定感を高める要因になっている?
「それは監督が決めることなので(言及するのは)難しいけど、もちろん同じメンバーでやることで良い部分もある。ただ、こういう大会だから総力戦になるのは間違いない。今日も途中から出た武藤がアシストで結果を残している。チーム全体の総力で勝っているという実感はある」
―次は中2日の試合になるが?
「しっかりリカバリーしていきたいし、今日の試合は2-0になってからはうまく抜いた部分があった。他の選手に聞いても『2-0になってから抜けたから良かった』という話はしていた」
―守備でチャレンジ&カバーができている?
「後ろでは一人余らせる。4対3や3対2で数的優位をつくろうという話は常にしている。そこで一人がチャレンジしたら、後ろにカバーする選手がいるといことで激しく行ける。そこであまり激しく行けずに前を向かれてしまうと危険なプレーになっている」
―前半はダブルボランチ気味だった?
「相手がどうやって出てくるか分からなかったが、意外と僕らのところにはあまり出てこなかった。試合前は付いてくるかなと思っていけど、あまり付いてこなかった。後ろでゆっくり回してサイドでということを考えていたが、来ないなら余裕を持って回せば良いかなと」

●MF清武弘嗣(ハノーファー)
「相手のプレスが速くてちょっと難しかった。最終ラインまで下がることもあって、守備に追われる時間が長かった。変なミスも多かったし、もったいないシーンもあった」
―香川が点を取ったが?
「(香川)真司くんが取ってくれたことはうれしかった。やっと10番が取ってくれて、素直にうれしかった」

●DF吉田麻也(サウサンプトン)
―2点目が遅かった?
「なかなか取れなかったけど、(香川)真司にとっても重要なゴールだったと思うし、チームにとっても重要なゴールだったと思う」
―相手のカウンターは?
「(W杯)予選のときのほうが手強かったという印象がある。後ろが無失点を続けていければいいと思う」
―森重が激しいファウルを受けたが?
「たぶん日本のDFの中で一番タフな選手なので問題ない。ただ、顔色がよくなかったのがちょっと心配だった。なんとか最後まで踏ん張ってくれて、無失点でしのげたのでうれしかった。口から血が出ていたので大丈夫かなと思ったけど、日本で一番タフなDFなので大丈夫。口が腫れていたけど」
―コーチングに影響は?
「少しおとなしくなったけど、そこはみんなでカバーした」
―3試合連続の無失点だが?
「本当に強い相手と戦うのはこれからだと思うし、ここからまた無失点で行けるかどうかが評価の分かれ目であり、勝敗の分かれ目でもあると思う。気を引き締めてやっていきたい」

●DF酒井高徳(シュツットガルト)
―試合を振り返って。
「(香川)真司くんの2点目がすごく大きかった。決めるチャンスはたくさんあったけど、勝てて良かった」
―自分は?
「今日はクロスを一本も上げていないので、攻撃の部分では物足りないけど、前に行ったときにコンビネーションはできたので、良くはなかったけど最低限のことはできた」
―反省点は?
「何本か真司くんがいい感じで左右に展開したときに自分が追いつけなかったときがあったので、そこはタイミングをもう少し合わせたい。あとは単純に使ってほしいというところも何回かあったけど、良い選択をみんながしていると思う」
―左サイドからの崩しが多いが?
「左でつくる、あるいは左からのクロスで右が仕留めるというイメージはある。僕的には(本田)圭佑くんをなるべく前で前でプレーさせてあげたいし、チームの結果に関わるようなプレーをしてもらいたいと思ってやっている。今日はそれがうまくできたと思う。後ろから圭佑くんに戻るなと言っているし、圭佑くんはそれを分かっていてわざと戻っていない。そのへんは相手との駆け引きができている」
―左で崩して右で仕留めるというのはチーム全体の考え?
「圭佑くんと話していての考えです。様子見というところもあるし、右で行ければ行きますけどね」
―守備面は?
「相手の20番が前半から残り気味で後ろにいたのでリスクを考えてプレーした。自分が数的不利で守備対応したときもそんなに大崩れすることなくやれた。そのあたりはバランス良くやれた」

●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
―3試合連続無失点だった。
「まずはゼロで、失点しないでゲームを進めていこうとしているし、4年前のアジア杯では自分たちの小さなミスからゲームを難しくしてしまったことが多かった。そのときの反省をチーム全体として共有できているのが良かった」
―香川のゴールを敵陣まで行って祝福していた。
「この前のパレスチナ戦であいつが決めたと思って行ったらオカ(岡崎)のゴールだったので、今日は(香川)真司が決めてくれて真司のところに行けて良かった」
―次は中2日の試合になる。
「決勝までの残り3試合、スタメンで出ているメンバーだけでなく、今日は(柴崎)岳も出たし、途中から出る選手の役割というのが大きくなってくる。中2日で疲労は大きくなってくると思うけど、23人全員のコンディションを整えていきたい」
―UAEとの対戦になる。
「2年前くらいに当たっているけど、そのときよりクオリティーが上がっていると感じる。個々もそうだし、チーム全体としてもまとまっていると思う」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

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