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顔面強打の森重が出場に意欲「全然問題ないレベル」

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 強行出場に意欲を見せた。20日のヨルダン戦(2-0)で顔面を強打したDF森重真人(F東京)は準々決勝・UAE戦を翌日に控えた公式練習から合流。「全然問題ないレベル。今日もしっかりトレーニングできた」と、プレーに影響がないことを強調した。

 ヨルダン戦の前半38分、空中戦の競り合いで相手の肩付近が顔面を強打。口から出血し、そのまま担架で運び出され、治療を受けた。すぐにプレーに戻ってフル出場したが、翌21日の練習は別メニューで調整。上唇が腫れており、話しづらそうな様子だった。

 これまで報道陣の取材にも応じていなかったが、この日はヨルダン戦後、初めて口を開いた。「歯ぐきが痛い。かみ合わせがちょっとおかしくなっている。当たったら痛いけど、(試合では)当たらないように願いながら」と、自らの言葉で状態について語った。

 アギーレジャパンで唯一、過去の全9試合に先発している森重。ヨルダン戦後、センターバックでコンビを組むDF吉田麻也が「日本で一番タフなDFなので大丈夫」と話していたことに自ら触れ、「(吉田)麻也が『タフなDF』と言っていたので。その期待に応えないといけない。プレッシャーも感じながらやりたい」と冗談めかしながらも、4試合連続完封へ意気込んでいた。

(取材・文 西山紘平)

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