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C・ロナウド代理人:「アーセナルに行かなかった理由はエミレーツ建設費用」

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 レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は、同選手がマンチェスター・ユナイテッドに加入する前にアーセナル移籍に近づいていたことを振り返り、アーセナルの資金不足が移籍に至らなかった理由だったと述べた。

 C・ロナウドは2003年にスポルティング・リスボンからユナイテッドへ移籍。それ以前にアーセナル移籍の可能性もあったが実現には至らず、アーセン・ベンゲル監督はのちの大スター獲得を逃したことは自身の監督キャリアの中で「最大の後悔」だと話していた。

 メンデス氏が出版予定の自伝からの引用としてイギリスメディアが伝えたところによれば、2004年から建設が開始されたエミレーツ・スタジアムの建設費用のためアーセナルに十分な補強資金がなかったことが、C・ロナウドの獲得失敗につながったとのことだ。

「彼はアーセナルに行くことになると本当に思った時期もあった。デイビッド・デイン(元アーセナル会長)は素晴らしい人物だが、スタジアムの建設があったため、彼らに残された資金はわずかしかなく(C・ロナウド獲得は)不可能だった」

 メンデス氏はまた、当時のユナイテッドを率いていたサー・アレックス・ファーガソン元監督が出場機会を約束してくれたことがユナイテッドを選ぶ決め手になったとも述べた。

「すべての鍵を握っていた唯一の人物はアレックス・ファーガソンだ。彼はクリスティアーノがユナイテッドで少なくとも50%の試合に出場すると言ってくれた。それこそが私の聞きたかったことだ。だからクリスティアーノはユナイテッドへ行った」


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