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「NIKE MOST WANTED」一時サッカーから離れるも選考で強烈インパクト、FW木村佑之介「今はサッカーに懸ける気持ちがある」

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 世界で戦える若き才能を発掘する世界的なスカウトプロジェクト、「NIKE MOST WANTED」の関東セレクションが25日、埼玉県のレッズランドで開催され、10選手が2月21日に開催されるジャパンファイナル進出を決めた。次回は2月8日に関西セレクションが行われる。関東セレクションでスカウト陣、関係者に強烈なインパクトを残したのはFW木村佑之介(無所属、日本大学在学中)だ。日本大学高(神奈川)時代に13年度選手権神奈川県予選4強へ進出しているストライカーは、技術と一瞬のキレで対戦相手たちの守りを攻略。大学進学後の昨夏、わずかな期間、本格的なサッカーから離れたが、サッカーへの強い想いを確認して再び上を目指してきたFWが「NIKE MOST WANTED」突破への「気持ち」「気合」を口にした。

―高校生がほどんどの中で強い想いがないと挑戦できないと思うが
「夏まではチームに所属していたんですけど退部して所属がない中で、でもサッカーをやりたい気持ちと上を目指したい気持ちがまだあった。今回、チャンスがあるからやってみました」

―きょうのプレーへの評価は高かったようだが、自分自身のどのような部分を出そうと
「FWなのでゴールへの気持ち、ゴールに対する姿勢とかは負けたくなかった。気合と気持ちでは負けたくなかったので。気合で行きました」

―その思いはぶつけられた?
「プレー的には満足していなかったので、(合格したことは)ちょっとビックリというか、自分でも実感はなかったんですけど」

―サッカーをもう一度やろうと思ったきっかけは?
「大学で一回辞めてからの期間で、これまでサッカーしかやってきていなかったので、サッカーをやっていない生活がどれだけキツイか、やっぱりサッカー好きだなという気持ちになった。諦められなかった。ならば、やり切るまでやらないと、という気持ちが凄く残って。一番どん底という気持ちが分かるし、逆に今はサッカーに懸ける気持ちがある」

―「NIKE MOST WANTED」はどのような準備を?
「やる場所がなかったので、学部のサッカー部だったり、小中の母校のグラウンドでやったり、知り合いの社会人チームでやらせてもらったりしていました。夏も少し身体を動かしていて、夏の終わりにこういうのがあると知って。4か月くらいはちゃんと動かしていました」

―海外への想いは
「所属ないというのもありますし、それを求めてずっとやってきたので、このチャンスは無駄にしたくない。気持ち持って気合で行きたいと思っていますし、気持ちでは負けたくないです」

―高校時代は?
「県ベスト4まで行ったんですけど、負けて、その悔しさもあります。ベスト4でゲキサカさん来てくれるかなと思っていたんですけど・・・(微笑)」

―「NIKE MOST WANTED」での活躍次第では今後サッカーを続けるという上でも希望が出て来る
「気持ちと気合でそこは負けたくない。やるしかないですね」

―得意な動きはドリブル?
「ドリブルよりも自分としてはシュート。ゴールに関わる、決めるというところが得意というか、負けたくない。ドリブルも出来ないわけじゃないですけど、受けてゴール前で仕事をすることに重きを置いてきたので、PA内の仕事を見てもらいたい」

―ゲキサカを通して伝えておきたいこと
「気持ちと気合で。お願いします!」

(取材・文 吉田太郎)

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