beacon

マドリー、未成年選手に関するFIFA調査に協力 要請されたリストを提出

このエントリーをはてなブックマークに追加

 レアル・マドリーは26日、未成年選手の獲得・登録に関してFIFAが同クラブへの調査を開始したという報道を受け、FIFAからの要請に応じて資料を提出すると公式声明で明らかにした。

 26日付のスペイン『アス』は、FIFAがマドリーやスペインサッカー連盟(RFEF)に対し、同クラブの過去5年間の未成年選手獲得に関する状況を把握するため書類の提出を求めていると報道。FIFA広報も調査を認めつつ、「正式な懲戒手続きを行っているわけではない」と述べていた。

 マドリーはFIFAの調査に協力する姿勢を示し、要請された資料を提出すると表明。その資料によって登録のルールが遵守されていることが確認されるとしている。

 声明によれば、FIFAはマドリーに対して51名の選手に関する情報を求めたとのこと。クラブはその内訳を示しつつ、それぞれ登録のルールに従った獲得・登録であると主張した。

 FIFAから情報を求められた51名のうち、1名はリストが重複していたとのことだ。すでにスペイン国籍を取得している10名と成人選手である6名は今回問題となる規則には該当しないこと、その他の選手も許可を得た登録であることや初登録・国際移籍でないことなどから違反はないと主張。12歳以下の4選手に関してはFIFA移籍条項第19条の除外にあたるとしている。

 FIFAはレアル・マドリー以外にアトレティコ・マドリーも調査対象としており、バレンシアおよびラージョ・バジェカーノへの調査も検討している模様。バルセロナは未成年選手の獲得・登録に関する規定に違反したとして、FIFAから移籍市場2回での補強禁止処分を受けている。

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP