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ブラッター:「オーストラリアにはW杯を開催する資格がある」

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 FIFAのゼップ・ブラッター会長は、オーストラリアにはワールドカップ(W杯)本大会を開催する資格があると主張している。

 これまで2度の夏季オリンピックを開催したほか、各種スポーツのビッグイベントを数多く開催するオーストラリアだが、W杯本大会を開催したことはない。2022年大会の開催国には立候補していたが、投票ではわずか1票の獲得に終わった。

 31日に決勝を迎えるアジアカップの開催が成功に終わろうとする中、同国を訪問しているブラッター会長はFIFA公式マガジン内のコラムで次のように述べた。

「1981年と1993年のU-20W杯は開催されたが、オーストラリアはW杯本大会を開催したことのない唯一の大陸だ。これは根本的に、スポーツの歴史において不幸な除外だ。オーストラリアほど豊かなスポーツ文化を持ち、大勢のチャンピオンたちを輩出してきた国はほかにわずかしかないからだ」

「スポーツはオーストラリアの日々の生活において、特に女性や若者にとって欠かせない要素であり、サッカーもその中心的な役割を占めている。オーストラリアがいつかW杯を開催することになるとすれば、十分にその資格はあると自信を持って言うことができる」

 ブラッター会長は5期目の当選を目指すFIFA会長選の立候補手続きを正式に済ませたことも表明。オーストラリアに向けたこの発言も選挙戦の一環だと見る意見もあるようだ。


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