beacon

ドルトムント、後半戦初戦もドローで最下位転落…香川出番なし

このエントリーをはてなブックマークに追加

[1.31 ブンデスリーガ第18節 レバークーゼン0-0ドルトムント]

 ブンデスリーガは31日、第18節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でレバークーゼンと対戦し、0-0で引き分けた。後半戦初戦を白星で飾ることはできず、これで4試合勝ちなし(2分2敗)。順位も17位から最下位の18位に後退した。香川は5試合連続のベンチスタートで、最後まで出場機会はなかった。

 前半戦を4勝3分10敗の17位で折り返し、まさかの降格圏からのリスタートとなったドルトムント。3位レバークーゼンのホームに乗り込んだ後半戦初戦は、負傷明けのMFマルコ・ロイスがトップ下で先発復帰し、今冬の移籍市場でザルツブルクから獲得したスロベニア代表MFケビン・カンプルも2列目の右サイドでさっそく先発した。

 前半28分にロイスの鋭いFKでチャンスをうかがうドルトムントだが、なかなか流れの中で決定機をつくれない。一方のレバークーゼンは同39分、MFカリム・ベララビが右サイドを抜け出し、マイナスに折り返したボールをMFゴンサロ・カストロが右足でシュート。GKロマン・バイデンフェラーの届かないコースにボールは飛んだが、DFマッツ・フンメルスがヘディングでクリアし、ゴールを死守した。

 スコアレスで前半を折り返したドルトムントは後半開始からDFウカシュ・ピシュチェクに代わってDFネベン・スボティッチがピッチに入った。後半5分には高い位置からのプレッシャーでボールが相手ゴール前にこぼれ、FWチーロ・インモービレがすかさず右足でシュート。決定的な場面だったが、GKのセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 一進一退の攻防が続く中、ドルトムントは後半17分、2枚目の交代枠でMFケビン・グロスクロイツに代えてMFヘンリク・ムヒタリアンを投入。ムヒタリアンはそのまま2列目の左サイドに入った。後半36分にはインモービレに代わってFWアドリアン・ラモスが入り、交代カード3枚を使い切った。

 後半39分、右サイドからのロングスローのこぼれ球をMFヌリ・サヒンが左足のダイレクトボレーで狙うが、ゴール左へ。守備陣は体を張った気迫あふれるディフェンスでレバークーゼンを完封したが、どうしても1点が奪えず、スコアレスドローに終わった。この日、最下位のフライブルクが勝ったため、ドルトムントが17位から最下位に転落。試合内容では改善の兆しも感じさせたものの、結果は勝ち点1獲得と、後半戦も苦しい幕開けとなった。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2014-15特集

TOP