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伊紙評価:先発復帰の本田は及第点 「犠牲を払う姿勢」

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 ミランMF本田圭佑は1日、セリエA第21節パルマ戦でフル出場を果たした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同選手に及第点となる6点をつけている。

 右サイドで先発復帰を果たした本田。前半途中からMFアレッシオ・チェルチとサイドを入れ替えた背番号10番は、FWマッティア・デストロへのパスでゴールに近づく場面をつくるところも見せた。

 試合はミランがMFジェレミ・メネスのPKで先制するも、前半のうちに追いつかれたが、後半に再びメネスが勝ち越し弾。DFクリスティアン・ザッカルドが3点目を奪って勝負を決め、2015年のリーグ戦初白星を手にしている。

『ガゼッタ』は本田について、「オーストラリア(アジア杯)から戻ってきたばかりで、スプリント力を欠くのは避けられない。サイドで犠牲を払う姿勢と(有益な)守備への戻りで相殺した」とコメント。チームのために働く姿勢を評価している。

 マン・オブ・ザ・マッチは2得点を挙げたメネスで7.5点。得点に絡んだチェルチとザッカルドにも7点と高い評価が下されている。そのほか、GKディエゴ・ロペスとMFアンドレア・ポーリが6.5点と評価され、フィリッポ・インザーギ監督とチーム全体にも6.5点がつけられている。

 一方、前半だけで交代となったMFマルコ・ファン・ヒンケルは、4.5点でワーストプレーヤーと厳しい評価。DFアレックス(5.5点)とDFアディル・ラミ(5点)のCBコンビと、左サイドで先発した新加入のDFサルバトーレ・ボッケッティ(5点)が低い評価となった。


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