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GKの退場を悔やむ岡崎「そういうところで一発決めるのがFW」

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[2.7 ブンデスリーガ第20節 マインツ0-2ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは7日、第20節2日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツはホームでヘルタ・ベルリンと対戦し、0-2で敗れた。前節のハノーファー戦(1-1)は左太腿痛で欠場した岡崎も2試合ぶりに先発復帰。「もう全然大丈夫。休んでから完全に治った」と1トップでフル出場したが、ノーゴールに終わった。

 マインツは前半32分、バックパスを受けたGKロリス・カリウスがコントロールを誤り、プレッシャーをかけてきたMFバレンティン・シュトッカーにボールを奪われる。慌ててシュトッカーを倒してしまったカリウスにはレッドカードが提示され、一発退場。10人になったうえ、PKで先制点を許した。

 ブンデスリーガ公式サイトによると、岡崎は「相手も完全に引いている感じで、我慢する必要が自分たちにあったと思うし、ああいう形で失点したら結構痛いなという感じだった」と振り返る。「ああいうミスは致命的。今日はキーパーの退場が大きかった」。前半途中から数的不利の展開を強いられると、前半42分にも2失点目。後半13分にはヘルタも退場者を出し、10人対10人の数的同数となったが、最後まで1点が遠かった。

「今までもロリス(・カリウス)はいっぱいシュートを止めくれていたので、今日はしょうがない。そういうところで一発決めるのがFWなので。そこは反省しないといけない」。守護神をかばい、ゴールを決め切れなかった自分自身を反省した岡崎。チームは3試合ぶりの黒星で順位も13位に後退した。

 2部との入れ替え戦に回る16位ドルトムントと勝ち点3差。降格圏とも勝ち点4差しかない。岡崎は「マインツとしては残留しないといけないし、もっと上に行けるチームだと思うので。不安はあるかもしれないけど、チームとしてネガティブな方向には行っていない。みんなで声を出してやっていけば、その不安は消せると思う」と力を込めていた。


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