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元イングランド代表監督のホドル氏も日本代表監督就任を断る

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 元イングランド代表監督のグレン・ホドル氏(57)が日本サッカー協会から日本代表監督就任の打診を受けたものの断ったと、英紙『デイリー・メール』が報じている。同紙によると、「ビジネスと家族の問題」が理由だという。

 日本サッカー協会は今月3日、八百長疑惑でスペイン検察当局からの告発が受理されたとしてハビエル・アギーレ前監督との契約解除を発表。後任人事を急ぐ中、8日にはイタリア『ANSA通信』が元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ氏も日本協会から就任オファーを受けたが、断ったと報じていた。

 ホドル氏は現役時代、トッテナムやモナコなどでプレー。イングランド代表としても82年スペインW杯、86年メキシコW杯に出場するなど国際Aマッチ53試合8得点を記録した。スウィンドンとチェルシーで選手兼監督を務め、96年から99年まではイングランド代表を指揮。98年のフランスW杯で2大会ぶりの本大会出場に導いた。

 その後はサウサンプトン、トッテナム、ウォルバーハンプトンで監督を歴任。トッテナム監督時代には元日本代表MF戸田和幸も指導した。2006年にウォルバーハンプトンの監督を退任してからは現場を離れていたが、昨年8月、QPRのハリー・レドナップ監督の要請を受け、コーチに就任。しかし、今月3日にレドナップ監督が膝の手術を受けるために辞任を発表し、ホドル氏も退任していた。

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