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[アフリカ選手権]コートジボワールがアフリカ王者に 11人目のPKで決着

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 8日にアフリカ選手権決勝が行われ、PK戦の末にコートジボワールが勝利を収め、1992年以来となる2度目の優勝を果たした。

 豊富なタレントを擁する両国の対戦は、タイトルを懸けたゲームらしく、堅い展開になる。どちらも慎重な入りを見せた。

 前半途中にはジャンがバイリーの足を踏みつけるようなシーンがあるなど、動きがない中にも、互いの気持ちがぶつかり合う。ガーナはアツのミドルシュートが良いコースに飛んだが、ポストに嫌われた。

 前半を0ー0で終えると、後半も堅い展開は継続。延長戦を視野に入れなければいけない流れで、両ベンチはあまり動けない。後半22分にコートジボワールがドゥンビアを投入した以外に、90分間での交代はなかった。

 試合は動きがないまま延長戦へ進んだが、120分でも両者はゴールを奪えず。トロフィーの行方はPK戦で決めることになった。

 PKはガーナが優位に立つ。先攻で1、2人目がしっかり決めた。

 後攻のコートジボワールは、1人目のボニーがバーに当てて失敗すると、2人目のタロも枠外で、いきなり追い込まれる。しかし、コートジボワールGKバリーがガーナ3人目アックアを止めると、後攻のオーリエが決めて迎えた4人目、アチェンポンが失敗。ドゥンビアが決めて、2-2になった。

 途中、バリーが足の負傷を訴える場面もあったが、ガーナはこれに惑わされることなく、ゴールを重ねる。コートジボワールも最初の2人以降は、ネットを揺らし続けた。

 決着がついたのは、なんと11人目。先攻、ガーナの守護神ラザクのシュートがバリーに止められた。後攻のバリーは、ラザクからゴールを決めて、コートジボワールの優勝が決定。熱戦に終止符が打たれた。
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