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ホジソンに同意するファン・ハール 「私も代表監督ならルーニーをFWに起用する」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督は、FWウェイン・ルーニーを本来のポジションである前線で起用した方が良いのではないかという声に答え、チーム全体の構成を考えることがより重要だと主張している。

 12月頃から中盤で起用されるケースが増え、ときには守備的MFも務めるルーニーは、2015年に入ってから無得点。安定した貢献は続けているが、やはりストライカーの位置が最も力を発揮できるポジションなのではないかという意見も強い。

 イングランド代表のロイ・ホジソン監督も、代表チームでのルーニーの中盤起用は現時点で考えていないと発言。だがこれに対し、ファン・ハール監督は次のように答えている。

「おそらくルーニーは最高のストライカーだ。だが何度も説明したように、私がメンバーを選ぶのは、ある選手が良い選手ではないからという理由ではない。ある選手や別の選手たちが、どこで最も大きな貢献ができるかを見なければならない。チームの構成は選手個人より重要なものだ」

「ホジソン氏のチーム構成の中では、おそらくルーニーはストライカーのポジションでプレーするときにより貢献できているのだろう。もし私がイングランド代表の監督だったとすれば、私も彼をストライカーのポジションに置くと思う」

 一方、ここまでユナイテッドで4ゴールにとどまっているFWラダメル・ファルカオをシーズン終了後に完全移籍で獲得するかどうかは、ゴール数だけで判断するものではないとも主張した。

「ストライカーにはゴールだけではなく、様々な要素がある。たとえばバーンリー戦では、(クリス・)スモーリングがゴールを決めた場面で頭で落としたのがファルカオだった。アシストも一つの要素だ」

「仲間の選手たちにとって接しやすいかどうかというのも一つの要素だ。ゴール数だけで判断することはない。より大きな視点で見ることだ」


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