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レジェンド越えを目指すG大阪FW宇佐美「アラウージョ目指して頑張ります」

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 昨シーズン、3冠を達成したガンバ大阪。2015シーズンのユニフォームの胸には、これまでチームが獲得した総タイトル数を表す8つの星が輝いている。チームを代表して19日のプレスカンファレンスに出席したFW宇佐美貴史は「ディフェンディングチャンピオンとして、ここに来るのは悪くないですね。気持ち良いです」とニヤリと笑い、「今シーズンもタイトルを獲って、この星を今年のうちに(10冠を意味する)大きい星1つに変えたいです。来年もディフェンディングチャンピオンとして、ここに来たいです」と、リーグ連覇に意欲を見せた。

 宇佐美のタイトルへの意欲は強い。「今年も獲れるタイトルは、すべて獲りたい。特にACL、それとリーグ戦を一番獲りたいし、個人タイトルとしては得点王を獲りたい。むしろそれがJリーグを連覇するためには必須だと思う。僕が結果を残さないといけないでしょうし、そこがリンクしていると思います」と、G大阪にとって初のリーグ連覇は、自分次第であることを強調した。

 そして「最低20点は取らないといけないと思っていますが、上野山(信行)さんとかには『アラウージョは33点獲ったから、お前は34点獲ったれ』と言われたので、アラウージョ目指して頑張ります」と、G大阪に初のリーグ優勝をもたらしたレジェンドを目標に据えた。

 それだけの結果を残せば、遠ざかっている日本代表も近づいてくるはずだ。「そこは自分の結果次第。やることは変わらないし、呼ばれないはずのプレーをすれば、確実に呼ばれる。僕が今呼ばれていないっていうのは、僕のプレーに原因があるわけだから、そういうプレーを見せられるように頑張ります」と、気を引き締めた。

(取材・文 河合拓)

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