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[EL]久保フル出場のヤングボーイズ、ホームでルカクのハット含む4失点完敗

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[2.19 EL決勝トーナメント第1戦1回戦 ヤングボーイズ1-4エバートン]

 ヨーロッパリーグ(EL)は19日、各地で決勝トーナメント第1戦1回戦を行った。FW久保裕也の所属するヤングボーイズ(スイス)はホームでエバートン(イングランド)と対戦し、1-4で敗れた。トップ下で先発した久保はフル出場したが、シュートゼロに終わった。第2戦は26日にエバートンのホームで行われる。

 立ち上がりから攻め込まれる時間が続いたヤングボーイズだったが、エースがチャンスをモノにして先制点を挙げる。前半10分、自陣からのロングボールをつないで左サイドを駆け上がったMFラファエル・ヌゾロが中央に送る。これをゴール正面で受けたFWギヨーム・オアロが狙いすました右足シュートをゴール右隅に決め、ヤングボーイズが先手を取った。

 試合を優位に進めながらも先制点を許したエバートンが反撃に出る。前半16分、FWロメル・ルカク、MFロス・バークリーのシュートは立て続けにGKイボン・ムボゴに防がれたが、同24分、MFガレス・バリーの左クロスをルカクが頭で合わせ、試合を振り出しに戻す。さらに同28分、MFスティーブン・ネイスミスの折り返しを右サイドバックのシェイマス・コールマンが押し込んで、2-1と逆転に成功した。

 さらに前半39分、エバートンはオビエドのヒールパスでバリーがPA左を抜け出し、中央に折り返す。これは相手DFに当たってしまうが、コースが変わったボールをファーサイドで待っていたルカクが難なく右足で押し込み、3-1とリードを広げる。後半14分にはカウンターからバークリーのスルーパスに抜け出したルカクがGKとの1対1を冷静に制し、4-1。ルカクはハットトリックを達成した。

 3点を追う展開となったヤングボーイズは後半17分、オアロがPA内で後方からDFジョン・ストーンズに倒され、PKを獲得。ストーンズは一発退場となった。このPKをオアロがゴール左上を狙ったが、枠を大きく外れてしまった。結局、試合はそのまま1-4で終了。ホームで4失点を喫したヤングボーイズは決勝トーナメント2回戦進出が厳しい状況となった。

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