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[Fリーグ]シーズン5位の大阪が2位大分を撃破! 下剋上で2回戦進出!

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[2.20 Fリーグ2014/2015プレーオフ1回戦 大分2-3大阪 墨田]

 Fリーグは20日、プレーオフ1回戦を墨田区総合体育館で行い、第1試合ではリーグ2位のバサジィ大分とリーグ5位のシュライカー大阪が対戦した。前半に2点を先制された大阪だったが、パワープレーをしなかった後半に3点を返し3-2で勝利。明日のプレーオフ2回戦進出を決めた。

 前半3分に早くも試合が動く、大分はFP小曽戸允哉がFPディドゥダとのワンツーからトゥキックでシュートを決めて1点をリードした。大阪はGK宮竹晴紀もタイミングを見て攻撃参加し、数的優位をつくって攻め込む。しかし、引いて守ることを得意とする大分を崩せずに時間が推移していく。

 思惑通りの試合運びをする大分は、前半10分にFP仁部屋和弘が右サイドを突破。DFを引き付けて折り返すと、これをFP田村龍太郎が決めてリードを広げる。大阪は残り1分23秒で被ファウルが5つ目を数えたが、第2PKが与えられる次のファウルは得られずに前半を終えた。

 後半に入ると、大阪は高い位置までボールを運ぶ回数が増える。2分にはFP佐藤亮からの浮き球のパスを受けたFP奥田亘が距離のある位置からダイレクトボレーを突き刺し、1点差に詰め寄った。

 さらに後半の9分にも大阪は、右サイドからFP田村友貴がシュートを決めて同点に追い付く。同10分にも大阪は波状攻撃を見せるが、ゴールを決めることはできなかった。それでも後半15分には速攻からFP森秀太のパスを受けた田村が逆転ゴールを決めて、試合をひっくり返した。

 逆転を許した大分は残り1分でGKを小曽戸に代えてパワープレーを仕掛けたが、最後まで同点ゴールを決めることはできずに試合終了。5位でプレーオフ進出を果たした大阪が、プレーオフファイナル進出に王手をかけた。

(取材・文 河合拓)

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