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ゴールへの意欲を示すG大阪FW宇佐美「まずは1点決めないと」

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 エースが静かに燃えている。翌28日に富士ゼロックススーパー杯を控え、前日練習を行ったガンバ大阪のFW宇佐美貴史は「僕たちのサッカーをするだけですし、一つ目のタイトルを取れればいいと思う。そして、ACLに勢いを付けるためにも明日の試合を大事にしたい」と意気込みを語った。

 24日に行われたACLグループリーグ第1節の広州富力戦では0-2の完封負けを喫した。中3日で試合を迎えることになるが、宇佐美は意に介さない。「短い期間で試合が入ってきた方が体に対しての負荷もいいのかなと思うし、精神的にも集中力を切らさずにできるので問題ないと思う」と語ると、「試合をこなさないと、チームの細かい戦術的な部分やコンビネーションも上げられない」とシーズン序盤で課題を見つけつつ、チーム力のアップにつなげたいと話した。

 そして、ACLの敗戦も次につなげなければ意味がないとしている。「この間の試合と同じようなミスだったり、同じような試合をしているようではいけません。すべての面でクオリティーを上げた試合をしたいです」。

 ACLでは無得点に終わった。だからこそ、ゴールへのどん欲な姿勢を示した。「ゴールを決めることがFWの仕事だと思う。ゴールを奪うことでFWとしての良い流れが巡ってくるように、まずは1点を決めないと。なるべく早く決められるように頑張りたい」。エースはチームに、そして自身に勢いを与えるゴールを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

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