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ベッカム氏、恩師ファーガソン氏との確執は過去のこと 「これからも尊敬し続ける」

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 元マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・ベッカム氏は、かつてユナイテッドで指導を受けたアレックス・ファーガソン元監督との確執はすでに過去のものになったと語っている。

「ファーガソンのひな鳥たち」と呼ばれる世代の一人として、ユナイテッドで大きく飛躍して世界的なスター選手となったベッカム氏。だが2003年にはファーガソン氏との衝突が表面化し、その年の夏にレアル・マドリーへと去ることになった。

 特に象徴的な事件として、ドレッシングルームでファーガソン氏の蹴り上げたスパイクがベッカム氏の目の上に直撃し、傷を負ったことはよく知られている。

 だが、今週行われたチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン対チェルシー戦では、2人が観客席で並んで試合を観戦する姿も捉えられた。10年以上を経て、それぞれ選手と監督業を引退した両者の間に、もはやわだかまりは残っていないようだ。

 ベッカム氏がイギリス『BBC』の番組でファーガソン氏との関係について語った発言を、イギリス『デイリー・ミラー』が伝えている。

「うまく付き合えているよ。実際以上にひどく伝えられていたね。彼は長年父親のような存在だったんだ。子供の頃から大好きだったクラブに連れてきてもらえて、そこで成功することができた。彼がキャリアのすべてを与えてくれたんだ。これからも尊敬し続ける存在だよ」

「特に和解をした瞬間があったわけじゃない。ただ、ユナイテッドを去った後、何度かの機会でお互い会う機会があったんだ。衝突について話をしたことはないよ。お互いに苛立たせるようなことがあったのは確かだけど、監督としても人間としても彼のことを強く存在している。夢を与えてくれた人だからね」

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