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ルールダービーに完勝し4連勝、香川「相手より一歩早く動けた」

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[2.28 ブンデスリーガ第23節 ドルトムント3-0シャルケ]

 ブンデスリーガは28日、第23節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでシャルケと対戦し、3-0で快勝した。香川はリーグ戦4試合連続の先発出場を果たし、チームも今季初の4連勝。ルールダービーに完勝し、順位も10位に浮上した。

「うまく(相手の)3バックの裏を狙ったり、セカンドボールへの速さだったり、今日は本当に集中して、連動して相手より一歩速く動けていた。ああいう戦いができればいいんじゃないかなと思う」

 得点が生まれたのは後半31分に香川が交代してからだったが、試合は終始、ドルトムントのペースで進み、香川も何度となくチャンスに絡んだ。

「前半に1、2点決めたかったけど、良いサッカーをしていた。後半はすごく難しい戦いになるんじゃないかなと思っていたけど、チームとしてやることを徹底して、ああいうゴールにつながったと思うので、本当によかったと思う」

 24日に行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のユベントス戦には1-2で敗れたが、これでリーグ戦は4連勝。ユベントス戦を欠場した香川も試合を重ねるごとにチームへの手応えを深めている。

「高い位置からのプレッシャーだったり、取ったあとの攻撃の質だったり、みんなが連動して戦えているなと感じた。欲を言えば前半で1、2点取れれば、もっと試合を楽に進められたのかなと思うけど、その中でも後半しっかりと取れてよかったと思う」

 少し前までのドルトムントなら優勢に試合を進めていてもチャンスに決め切れず、逆に少ないピンチで失点し、勝ち点を落としてきた。0-0の展開が続いても集中力を切らさず、後半33分から怒涛の3ゴール。ドルトムントの完全復活を印象付けるダービーマッチとなった。


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