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14分間で4得点記録のブエノ、「ラージョでもどんなクラブでも簡単ではない」

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 28日のリーガエスパニョーラ第24節レバンテ戦でポーケル(4得点)を達成したラージョFWアルベルト・ブエノが、その喜びを表している。

 ブエノは23分から37分の14分間に4ゴールを叩き込み、チームの4-2の勝利に貢献。14分間でのポーケルの記録は、リーガ史上5番目のスピードとなる。最も短時間でポーケルを達成したのは元デポルティボFWベベト氏で、1995-96シーズンに6分の間に4得点を記録。同氏に続くのが元バレンシアFWムンド氏(1941-42シーズン)、元セビージャFWカンパナル氏(1941-42シーズン)の10分間、元バルセロナFWクバラ氏(1951-52シーズン)の13分間で、ブエノは彼らレジェンドに次ぐ記録を生み出した。

 同選手は試合後、FWクリスティアーノ・ロナウド、FWリオネル・メッシすら成し遂げていない短時間でのポーケル達成に満足感を表している。

「とても満足しているよ。あの2人のモンスターと並べられるなんて、簡単なことではないからね。数える程の選手しか実現できなかったことだから、大きな価値があると思う。チームの勝利に貢献できて喜びを感じているし、個人的には興奮を覚えているよ」

「4得点を決めるなんて、ラージョでもどんなクラブでも簡単ではない。驚いたのは、触れるボールがすべて得点となったことだ。シュートはたいしたものじゃなかったが、関係なく枠内に収まった。とにかく、決定機を生かし切らなければならないし、そのためには良いポジション取りが必要となる」

 今回のポーケルでリーガ得点数を12に伸ばし、スペイン人選手得点ランクでトップに立ったブエノ。スペイン代表に招集される可能性について問われると、次のように返答している。

「デル・ボスケにメッセージを伝える必要はないよ。その逆で、ただ働き続けていかなくてはならない。彼には彼の仕事があり、誰を呼ぶべきかを明確に把握しているはずだ。そして僕は僕の仕事をするだけだし、招集されるならとても幸せなこととなる」

 レアル・マドリーのカンテラ(下部組織)出身のブエノは、2013年にラージョに加入。超攻撃的サッカーを信奉するパコ・ヘメス監督の指揮下で、トップ下のポジションで躍動している。


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