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解任騒がれるインザーギ 「プレッシャーは感じていない」

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 ミランは7日、セリエA第26節でエラス・ベローナと対戦する。フィリッポ・インザーギ監督は解任の可能性が騒がれているが、プレッシャーは感じていないと述べた。

 前節キエーボ戦で精彩を欠き、スコアレスドローに終わったミラン。以前からシーズン後の退任が噂されているインザーギ監督は、6日の会見で次のように述べた。イタリア『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えている。

「私は結果で評価されるべきだ。現役時代にうまくやったことをミランが考えるのは望まない。だが、私は自分がミランにまだ多くを与えることができると強く確信しているよ」

「私はクラブのサポートを感じている。長期プロジェクトのために続投できることを願っているよ。そのうえで、どんなことがあっても、私のハートにミランが残ることは変わらない」

 ベローナ戦で勝てなければ、インザーギ監督は解任されるとも言われているが…。

「チームではそういう話をしていない。私はこういう重圧に慣れている。周囲が言うことは関心ないんだ。私は自分の考えと自分の仕事のやり方に確信を持っているし、冷静を保っている」

「ミスは誰だってするものだ。ミスのない監督はいない。最も優れた指揮官というのは、最もミスが少ない指揮官のことだろう。そして私は、できるだけミスを減らそうとしている」

 今季のミランは多くの負傷者を出している。だが、インザーギ監督は言い訳にしたくないと語った。

「今は重要な選手たちが戻ってきたし、うまくやれると思っている。言い訳はやめよう。ケガで苦しめられたが、言い訳にしてはいけないんだ。我々にはうまくやれるだけのチームがあるのだから」

 MF本田圭佑がベンチスタート予想のミランは、MFアレッシオ・チェルチが先発するとみられている。また、思うようにプレーに絡めていないFWマッティア・デストロにも注目が集まっているところだ。

「マッティアには落ち着くように言った。彼について調べたが、ミランで彼が触っているボールはローマ時代と同じなんだ。今の彼はうまくやっているし、特にキエーボ戦では素晴らしい試合をした。彼は冷静でいなければいけない」

「チェルチ? 彼も調子は良い。よく練習している。彼は加入してから10試合をこなした。ほぼ常に起用されているんだ。私は冷静だし、すぐに彼は我々を喜ばせてくれると思う」

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