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大久保の“デスゴール”で横浜FMが降格?「マリノスは大丈夫でしょ」

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[3.7 J1第1ステージ第1節 横浜FM1-3川崎F 日産ス]

 史上初の3年連続得点王へ、川崎フロンターレのFW大久保嘉人が自身3年ぶりとなる開幕戦ゴールを決めた。2-1で迎えた後半27分、PA内左のゴールライン際からMF中村憲剛が折り返したボールにヘディングで合わせ、ダメ押しゴール。昨季J1最少失点の横浜FMから3ゴールを奪う快勝で開幕戦を飾った。

「自信になるけど、これを続けていかないと意味がない。今日は今日で終わり。1試合1試合、戦っていきたい」。神奈川ダービーとなった開幕戦を制しても大久保は表情を緩めない。川崎F加入3年目で初の開幕弾。チームも3年ぶりの開幕戦白星となったが、「得点王を取るためにも、これを続けないと。まだまだ1試合。毎試合、決勝のつもりでやりたい」と、一戦必勝を誓った。

 開幕戦で今季初ゴールを決めた大久保だが、その相手となった横浜FMには気になるデータもある。神戸時代の11年の甲府、12年のG大阪、川崎F時代の13年の大分、そして14年の大宮と、大久保がシーズン初ゴールを決めた相手が4年連続でJ2に降格しているのだ。

 FW前田遼一(F東京)が磐田時代の07~12年に初ゴールを決めた相手が6シーズン連続でJ2に降格し、“前田の呪い”“デスゴール”などと話題になったが、大久保による“不吉なジンクス”は今季も続くのか……。大久保は試合後、自身が初ゴールを決めた相手が毎年、降格していることについて「らしいですね。でも、マリノスは大丈夫でしょ」と笑い飛ばしていた。

(取材・文 西山紘平)

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