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清武の今季4点目で先制も…ハノーファーはバイエルンに逆転負け

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[3.7 ブンデスリーガ第24節 ハノーファー1-3バイエルン]

 ブンデスリーガは7日、第24節2日目を行い、MF清武弘嗣、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでバイエルンと対戦し、1-3で敗れた。清武は3試合ぶりに先発し、フル出場。前半25分に今季4ゴール目となる先制点を決めたが、チームはその後、3失点し、逆転負けを喫した。酒井はベンチスタートで、最後まで出番がなかった。

 試合はバイエルンのペースで進むが、先制したのはハノーファーだった。前半25分、右サイドに開いたMFジミー・ブリアンがボールを持つと、清武がダイアゴナルな動きでゴール前に走り込む。ブリアンからのパスを受けた清武はPA内に切れ込み、右足でDFダンテの股間を抜くシュートをゴール左隅に流し込んだ。

 清武は昨年12月13日のブレーメン戦(3-3)以来、9試合ぶりとなる今季4ゴール目。ところが、バイエルンは直後の前半28分、MFシャビ・アロンソが直接FKをゴール左隅に沈め、わずか3分で試合を振り出しに戻した。GKが一歩も動けない鮮やかなキック。前半32分にはダンテに代えてFWロベルト・レバンドフスキを投入する攻撃的な采配を見せたが、前半は1-1で折り返した。

 バイエルン相手に奮闘を続けるハノーファーだったが、後半14分、PA内で浮き球に頭を低く下げてヘディングを狙ったレワンドフスキに対し、DFマルセロがクリアしようと伸ばした右足がレワンドフスキの頭部に当たり、PKの判定。これをFWトーマス・ミュラーがゴール左に決め、バイエルンが2-1と逆転した。

 さらに後半27分、MFフランク・リベリが左サイドを縦に突破し、クロスボールをミュラーが打点の高いヘディングシュートで叩き込み、追加点。ミュラーのこの日2点目で3-1と突き放し、勝利を決定づけた。バイエルンは5連勝で首位を快走。この日敗れた2位ボルフスブルクとの勝ち点差は11に開いている。一方のハノーファーは3試合ぶりの黒星で8戦勝ちなし(4分4敗)となった。


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