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ムンタリを批判した政治家にバロテッリが不快感 「僕に投票した方がいい」

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 ミランMFサリー・ムンタリを批判するイタリアの政治家の不適切発言に対し、リバプールFWマリオ・バロテッリがかみついた。差別的と捉えられる発言に対して不快感を表している。

 7日に行われたセリエA第26節、ミラン対ベローナ戦は2-2のドロー。ムンタリはPKを与えるなど低調なパフォーマンスを見せ、最終的にミランが追いつかれて勝利を逃す一因となった。

 外国人移民に否定的な立場を取る「北部同盟」書記長であり、ミランファンでもあるというマッテオ・サルビーニ議員は、ムンタリについて『フェイスブック』で次のようにコメントしている。

「良い仕事をする移民は歓迎だ。つまり、ムンタリは帰国してもらって構わないということだ」

 これに対し、昨夏までミランでムンタリとチームメートでもあったバロテッリは『インスタグラム』でこう述べた。

「この人物は真剣にこういうことを言っているのか? しかも政治家だって? それなら僕に投票してもらった方がマシだろう」

 サルビーニ氏は過去にバロテッリに対しても批判的な発言をしたことが伝えられている。「ブーイングを受けるのはピッチ外で愚か者だからだ。仮に金髪碧眼だったとしてもブーイングされるだろう」「ミランが彼を売るならその方がいい」などの発言をしていたとのことだ。


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